心臓が大きく高鳴る。 『あっ…………、もしもし。』 『ん?あっ…ゆうちゃん!?』 『なんだよ、俺の声も忘れたか?』 『ううん、今寝てたから寝ぼけちゃって…』 へへ、と照れくさそうに笑って言った。 俺は久しぶりに聞いた瑠璃の声に泣きそうになった。 涙をこらえたくて押し黙る。 少しの沈黙。