『へぇ~。ファンクラブなんてあったら男の子って喜ぶもんかと思ってた。そうでもないんだね?』 『いや、周りがどうか知らねえけどな。俺はそんなに喜ばねえよ。応援は嬉しいけど』 神田は眉間のシワをゆるめると、一瞬優しい穏やかな表情をみせた。 俺は瞬間に感じ取った。 瑠璃の事を考えているのだ、と。