ライン〜その一歩〜

10時ぴったりに公園についた。

ベンチにすわってるのは…あの超イケメンの佑矢。

すぐに佑矢はあたしを見つけたみたいで。

「よー!!!」

「あ、うん」

「どこ行く??」

なんか、カレカノみたい!!

そんな浮かれてる場合じゃないよ!!!
また一人で突っ込んでしまった。

「どこでもいいよ?」

「いくぞ!!!」

行き場所は最初から決まってるみたい。
なら、聞くなよ!!
でも、一応聞いてなかったから決めておいてくれたのか??

そんな優しさにあたしは、ドキッてきた。

佑矢の後ろについていく。

「ほら?」

「へ…?」

出してくれたのは佑矢の大きな手だった。