キミトナ【番外編】

「だっ…」

その時、ちょうど樹が戻ってきた。

「どうしたの?2人とも」

「なんでもないよ」

と雪音。







□■学校□■

 月日が流れて俺たちは中学3年になった。

 あの日から少しだけ樹の様子が変だ。なんか雪音を避けてる感じがする。




「失礼しました。」

 俺が職員室から出たところで樹にあった。

「あっ、珍しいな優一が職員室から出てくるの」

「そうか?」

「そうだよ。何しに行ってたんだよ?」

 俺は手に持っている封筒の中から紙を取り出し樹に見せた。

「俺さ、ここより頭のいい高校受験しょうとおもってる。」

「えっ?えぇ?!」

…驚きすぎ

「雪音どうするんだよ?!」


「雪音?」