キミトナ【番外編】

「で、お前いつ勘違いしたんだ?」

 俺の部屋で3人が集まっていた。

「いつだったけ?」

…おいっ?!

「思い出しなさいよ。」

「あっ!優一の誕生日の数日後だよ。雪音が俺を呼びに来て、親父の所にいって戻ってきたときだったかな?」

「そんな前かよ?!」

「うん。部屋の中から雪音の『好き』って言ってるのが聞こえてさ、てっきり。」

 俺は驚いて雪音の方を見た。もちろん雪音も驚いていた。


「ちょっと飲みものとってくる。」

「優一?!」


・・・こうなったら雪音も自分の気持ち言うだろう