帰り道
また彼は無言でじっと私を見つめた。


私は今日決心していることがあった。
今日こそは彼の本当の気持ちを聞こう。


そう決めていた。



私はきいた。


「なんでキスするの?
私のこと好き…?」





彼は答えた。



「おまえは俺の友達でいいんだ。」


たったそれだけ……



彼は私に気持ちなんてなかった。


「じゃあなんでキスするの?」


この答えをきいたら私がショックを受ける。
分かってた。
分かったけど
この際きいておきたかった。



そうすればきっと
諦めもつく。
潔く忘れられる。


そう思った。