「ットウカ様っ!!」 天幕を派手にめくり上げて、1人の少年が姿を現す。 苦悩する闘華の眼前に、金髪の美少年が慌てて入って来た。 しかし、闘華の表情に気付きさらに慌て困惑し、問い掛ける。 「……どうかいたしましたか?トウカ様」 少年の名前は、アーク。 親衛隊の隊員、そして、闘華の従者でもあった。