「ナニを求めているのかは知らんが、その思いは全て自己満足……」 現実を闘華に見せつけるブレイドは、ソレさえも個人の欲望だろうと言い切る。 理想論といっても、過言ではない。 「アンタはココに……、相応しくない」 ブレイドは見下し、見放すような視線で答えて、扉を開く。 そのまま振り向く事もなく、歩を進める。 「っブレイド殿ッ!?」 慌てて呼び止める闘華に対し、ブレイドは最期の台詞を吐いた。