「ソコに立つ資格、戦場に立つべきでは、ないんだろうよ……?」 ブレイドは皮肉気味に呟くと、闘華を睨む。 結局、人は状況によってどのようにでも転ぶと、ブレイドは説明した。 「私は仲間との信頼関係こそが、鬼鴉の根底にあるモノだと思っております……」 闘華はその睨みに怯む事無く、自信を持って返答する。 組織とは、人間同士の繋がりこそが、礎となる。そうなのだと、闘華は信じていた。