「……百人隊、か?面倒臭いヤツらが存在していたなぁ……」 殺気を含んだまま、遠い目をする鬼人は、思い出したかのように呟く。 「現状では、彼らの存在のせいで反乱軍としての機能を成しています」 ロインは報告を終えると一礼をし、鬼人の反応を伺う。 「死神を、使う……」 「ッ!!??」 予想だにしていない鬼人の答えに、ロインは絶句してしまった。