「「っ!!?」」



ジェノスの発言に、全員の表情が凍り付く。


「そ、それは……」


「反乱軍を、潰す」


頬を引き攣らせて、困惑した表情で視線を泳がす銃佐ェ門に代わり、険しい表情を浮かべ闘兵衛は言い放つ。


「闘兵衛……」


安堵するかのようにし、闘兵衛の名を銃佐ェ門は呟いた。


「今度の戦いが終わったら、銃佐、皐月……」


さらに闘兵衛は、険しい表情のまま口を開く。



「お前ら、日本へ帰れ」



闘兵衛は今に決めた事では無く、胸に秘めていた決断を口にするのであった。