蛮族の城に戻った鬼人ら鬼鴉本隊と親衛隊らは、ランスらと会見の場を設けようとしていた。
ランスらは以前から所持していた根城を転々としており、一方的に鬼人の罷免を求める。
交渉決裂―
互いに譲歩せず、徐々に険悪な情勢に変化していく。
対立は反乱、裏切り行為と見做され、修復不能な状態にあった。
事態は好転するハズも無く、状況は悪化の道を辿るのみである。
盤石と思わせた基盤は、脆くも崩れ去り、組織としての不安定さをさらけ出す結果となってしまった。
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