「……アンタ、誰と戦り合ったんだイ?」 ジェノスは闘兵衛の腕を掴んだまま、鋭い視線で睨み、尋ねる。 「あの赤い服の女が、そんなに……」 「……コウケンかっ!?この、馬鹿がっ!!」 思い出すような銃佐ェ門の呟きに、一瞬で全てを理解したジェノスは、驚き怒鳴った。 「ヴォルト、トウベェを船医室へ……」 ジェノスは腹心でもあるヴォルトを呼び付けて、闘兵衛を引き渡す。 「アタシの船で、死に事は許さ無いよっ!!」 言い訳や説明を許さない程の口ぶりで、ジェノスは怒鳴るのだった。