「アンタ達だけでも無事で、なによりサ……」 軽く微笑みを浮かべて、ジェノスは語り掛ける。 人の生き死に直面する事が多いジェノスは、突き放すワケでも、懐柔するワケでも無かった。 ただ、生き延びた事だけを言葉にするジェノスの発言に、闘兵衛ら全員が救われた気がしている。 悲観的、感情的になる事は危うい。 そうなると手足が縮こまり、身動きがとれなくなってしまう。 動けたとしても、ソレは自暴自棄ともいえる。 ジェノスは冷静に、次局について最善の策を考えるのだった。