「女、かよ?だったら、別の楽しみ方をすれば、良かったゼ……」


はだけた禁の着物からさらけ出された乳房に視線を送り、ブレイドは下卑た笑みを漏らす。


「……グゥ」


力無くブレイドを睨み返し、禁は呻いた。


「よせっ!!ブレイド。戦いを汚すようなマネはやめろ……」


頭を剃り上げた男性は、剣先をブレイドに向けると険しい顔で、戒める。


「了、解……。ランスさん……っ!?」


渋々返事をするブレイドは、禁の胸元に光るモノに気付き、あわてて息を呑んだ。