闘兵衛と紅拳の、2人の制空権、空域が接触するたびに皮膚がチリチリと痺れる感覚が走る。



強敵―



ソレは激闘を予感させ、いずれは確信へと変わる事を物語っていた。


殺意は恐怖と狂気を孕むと、絶望と狂喜を産む。


闘兵衛はその感情に口角を吊り上げると、殺気を放つのであった。