「……わかった。アイツらと合流したら、すぐに戻って来る」 諦めたように銃佐ェ門は頷くと、顔を引き締め直し、さらに闘兵衛に声を掛ける。 「あぁ……」 闘兵衛は銃佐ェ門に一つだけ返事をすると、女性の立つ場所まで歩を進めて行く。 銃佐ェ門は闘兵衛の後ろ姿を見送ると、左側面の扉に向かう。 しかし、銃佐ェ門は気付いていた。 そこに、自分の入り込める場所が無い事。 強者だけが存在を許される、領域であった。