「……女ぁっ!?」 開口一番に、銃佐ェ門は素っ頓狂な声を上げる。 なんとも間の抜けた台詞ではあるが、銃佐ェ門の予想からすれば、肩透かしであろう。 闘兵衛と銃佐ェ門は、その大きめな扉を開くと、その扉に負けない程の広大な室内が目に入った。 大広間にも近い部屋の中央には、朱色の棍を片手に持つ赤い武道着の女性が立っている。 「あいつッ……!?」 呆気に取られる銃佐ェ門を余所に、闘兵衛は深刻な表情で呟くのだった。