間合いが開き、お互いの動きが止まる。 剣山の凄まじい腕力に舌を巻きながらも、闘兵衛は頬を吊り上げ牙を剥き出していた。 強敵を目の前にし、獣性が目覚める。 闘兵衛の性質の変化に、剣山は戦場に戻って来たかのような、そんな錯覚と恐怖を感じるのであった。