「貴様が俺と殺り合うというのか?……武器は、どうしたっ!?」


闘兵衛の言葉に少し憤慨したサブマージは、声を荒げる。

しかし、丸腰の闘兵衛に気付くと、戦う資格があるかを尋ねていた。



「任せて、イイのか?」


闘兵衛とサブマージのやり取りを遠目にして、禁はジェノスと銃佐ェ門に声を掛ける。


「イイじゃないか……。トウベェの腕前、拝見させてもらうよ?」


ジェノスは観戦するように腕を組みながら、嬉しそうに口を開く。

そのまま微笑みを浮かべて、熱い視線を闘兵衛に送っていた。