『ギイィッン』 大きな音を立て、開かれた扉の先には、ステンドグラスで彩られた大広間だった。 「大司教っ……!!」 歯軋りにも近いトゥルウの呻き声が、響く。 トゥルウを陥れた張本人の登場、である。 「……私の事は、教主と呼べいっ!!」 大司教、もとい教主は、憤怒の表情で叫ぶ。 大広間にはジェノスらを待ち受けるようにして、祭壇近辺に教主と、サブマージの姿があった。