さらに場所は変わり、森の一角。 「……ハァ」 月明かり照らす森の中、男は腰を地面に下ろし、溜め息を漏らす。 1人は普段から無口なのだが、ソレに輪をかけて人形ように微動だにしない。 1人は月に向かって、かれこれ一時間近く祈りを捧げている。 そして最後の1人、やけに殺気立ち、冷笑を浮かべて闇に溶け込む。 その全てが女性であり、傍観する者こそ銃佐ェ門である。 (闘兵衛……、そっちはどうだ?こっちは……、キツいゾ) 夜空を見上げ、銃佐ェ門は思いを巡らすのであった。