死の狭間を漂う彼らは、虚ろな目で、トゥルウを見つめている。 最初に、その違和感に気付いたのは闘兵衛であった。 死を誘う者らと何度かは遭遇、襲撃を受けたのだが、彼らは闘兵衛や禁には見向きもしない。 ただ一点を見つめるように、トゥルウを求めていた。 否、トゥルウの持っている神卸しの短剣を求めている。 人間離れした能力は嗅覚に優れているらしく、ただ短剣を奪い取る為に、鉄の爪を振りかざすのだった。