「神官戦士隊、戦士長含め35名……。全滅いたしましたっ!!」 「「っ!!??」」 若い男の報告に、教主とサブマージは目をひん剥き、息を呑む。 「……どうゆう事だ?」 教主はにわかに信じられない様子で、若い男に問い質す。 「ハッ……。傭兵の報告によりますと、山岳地帯の森にて、ルソウ他数名を包囲したらしいのですが……」 「ルソウってのは、神官戦士筆頭の腕前なんだろう?……他数名ってヤツらも、腕利きの戦士なんだろうよ?」 若い男の報告に対して、サブマージは推理するように、口を開いていた。