「オヤ?……アンタら、無事だったのかい?」 その血の池を踏み散らしながら、ジェノスは満面の笑みを浮かべ、声を発する。 返り血を浴びたジェノスは、この地獄を生み出した張本人とは思えない程の満足気な表情で、清々しさを表していた。 「船長の部下、ヴォルトから苦言を聞いていなかったら……」 銃佐ェ門は自分の手で喉をカッ切る真似をしながら、地面に平伏している神官戦士らを指差す。 「コイツらと、添い寝するハメになってたゼ?」 苦笑いを浮かべ銃佐ェ門は、そう漏らすのであった。