『ドンッ』 襲撃者の頭部が、街道を転がる。 皐月は大太刀を抜くと、一刀両断に頚を撥ねたのだった。 「囲まれましたっ!!」 皐月は周りに視線を送ると、慌てて叫ぶ。 「「っ!?」」 全員が周囲を見渡すと、建物の屋根上や、物陰に人影が現れる。 ボロ布を羽織った先ほどの襲撃者と同様の人物達が、金属製の爪を伸ばし待ち構えていた。