「……」 ルソウは沈黙を守りつつも、トゥルウに視線を送る。 「……実は、教団の宝剣を奪ったのです」 茶髪の少年、トゥルウが苦々しく呟く。 その言葉と共に、ルソウはジェノスらに対して、緊張感を抱きながら警戒していた。 「宝剣……、かい?」 ジェノスは声を発しながらも、その警戒心に気付き殺気を纏う。 明らかな敵対行為に対して、不穏な空気が室内を漂うのだった。