太陽が西に沈み、暗闇が訪れる。 街に入ったジェノスら一行は、その異様な静けさに緊張感を持っていた。 「……まるで、長崎ん時のようだな?」 いち早くその空気を感じ取った闘兵衛が、皐月に向かい声を掛ける。 危険な空気に、敏感であった。 「……ハイ、確かに」 「?」 皐月が神妙に頷き、言葉短く答えると、ジェノスは首を傾げる。 イマイチ意味を把握できなかったのか、ジェノスは口を開いていた。