鬼 鴉【総集編】



「弾丸は、後で部下に届けさせるよ……。それでイイかい?」


「……あぁ、構わない。最高のお礼だね」


回転銃を片手に銃佐ェ門は、海に向かって構えたままジェノスの問い掛けに返答する。

熱中している所ではないのだろう、銃佐ェ門にしてみれば幸先の良い事であろう。



「フフフ……。じゃあ、しっかり頼むヨ?」


ジェノスは、回転銃から視線を外さない銃佐ェ門に軽く微笑むと、その場を後にするのだった。