「他のヤツらも、ソレをしてたら助かったと思うヨ?」 「何者なんだい?」 銃佐ェ門は語り終えたという表情のジェノスに、最後の質問を口にする。 「ヒトに非ざる者……。アタシらは、海上の悪魔と呼んでるわ」 海賊内ではそう認識しているのだろう、ジェノスは忌ま忌ましい口調で、呟く。 「……正直、何者かはわからないけど、アンタらと同じ、日本人みたいだったよ?」 ジェノスは首を振り長い白髪を揺らすと、両手を広げ諦めたかのように、呟くのだった。