『ギャリィッ』 ジェノスが左右から挟み斬るように振るった双剣を、闘兵衛は両腕の鉄甲で左右2本の斬撃を、防ぐ。 絶妙な防御であり、2人の距離が縮まり攻防が止まる。 闘兵衛の間合いではあるのだが、先に動いたのはジェノスであった。 『ビュッ』 向かい合うように、鍔ぜり合う状態になった2人ではあったが、不意に、ジェノスがその長い脚を振り上げ、闘兵衛の顎を狙う。 「っ!!?」 後方にのけ反り、蹴りを避けた闘兵衛だったが、その眼前にはジェノスの双剣が迫っていた。