「港に行けば、多少情報も入るだろう……」 「ヘイ、よ……」 禁の問い掛けに銃佐ェ門は、渋々言葉を返す。 情報収集は見知らぬ異国の地に於いて、重要な事である。 知らないという事は、それだけで価値をなくす。 その価値をまったく理解していない者には、狭い水溜まりの中で干上がるしか、残っていない。 そんな2人の姿は、港の方面へと消えて行く。 そしてその先には多数の帆船と、一隻の黒船の姿が存在していた。