戦死者の弔い、港の復興は順調に行われている。 時折、蛮族残党との戦闘も発生するのだが規模は小さく、負傷者等が出る事はなかった。 島全体が落ち着きを見せ始めた頃、鬼鴉の輸送船2隻が港へと到着する。 「っ!……ロイン参謀」 港へと出迎えに向かった海軍軍団長のティグは、予想外である人物の登場に、自分の蜂蜜色の短髪を掻きむしり、その名を呟いていた。