「ソレは……、闘華殿を取り巻く肩書きや後ろ盾は、一切関係無く、彼女個人の能力に寄る所が多いであろう……」 まるで、鬼人とロインの会話を否定するかのような文面、である。 やたらと血縁にこだわっているが、鬼人が闘華を教育したワケではない。 よって、このような鬼人達の会話を想定した紅拳の報告に、揚げ足を取られた形となる。 「……紅拳め、なかなか辛辣な事を書く……」 ロインの淡々とした感情を殺したような報告に、鬼人は苦笑を浮かべつつ呟くのであった。