「ん?……まだ、続きがあるようだが……」 鬼人は、ロインがその手に持っている報告書に、まだ続きがある事に気付き、問い掛ける。 「……」 ロインは少し眉をしかめて、微妙な表情をとり、読む事をためらう。 「……前回の実績から、圧倒的不利な状況をやり遂げた闘華殿は、鬼鴉の軍神と呼び名高く、兵士達の信頼も厚い」 が、ロインは意を決したように、報告書の内容を再び声にしていた。