「貴女と共に戦える事を喜び、貴女を守りきる事を約束しましょう」 紅拳は闘華に向かい深々と頭を下げて、飄々と語り掛ける。 「……ありがとう、ございます」 感慨深く共鳴するよう、闘華も頭を下げて呟く。 「それでは……、我々も参りますか?」 「……ハイ」 紅拳の問い掛けに対し、闘華は言葉短く返答すると、砦を後にする。 今、戦争の火蓋が、落とされようとしていた。