「ランスさん、ヤるしかなさそうだゼ?……もう数刻で、夜も明ける」 空を仰ぎ見るように視界を煽り、ブレイドは声を発する。 「城攻めは、ランスさんの部隊……。後方からの挟撃は、ティグの部隊。……砦での迎撃は、隊長代理殿の部隊で行えば、イイだろう?」 「ん?……お前は?」 ブレイドの意見に対し、違和感を感じたランスは問い質すように、口を開く。 「親衛隊の数は200。……後の200は、俺が面倒をみさせてもらう」 ブレイドは自分の装備の具合を確かめながら、呟いていた。