「張り子の虎、ですが、作戦通りですね……」 闘華は忙しそうに動き回る兵士達に視線を送り、紅拳に声を掛ける。 「いいえ、立派なモノですよ……」 「そうですよ!凄いですよ!トウカ様っ!!」 紅拳の言葉に被せるように、アークが同調する声を発した。 「ありがとう……」 闘華はアークの金髪の頭を撫でながら、呟く。 「では、次の作戦と行きましょうか……」 闘華はそう言い放つと、砦に向かい紅拳とアークを引き連れ、歩き始めるのだった。