「あぁ……」
ティグの言葉に、ランスは了承の返事を漏らす。
ブレイドは特に声を発するワケでもなく、その流れに身を委ねていた。
円卓の机の上に、一枚の地図が敷かれており、さらにその上に駒のようなモノが置かれている。
「……まずは、輸送船により海から陸に揚がる。その後、全部隊で城を墜とす。作戦は以上だ」
ランスは地図の上の駒を動かし、簡潔に説明を口にした。
「それでは、前回と同じ結果ではないの?」
紅拳は半分呆れながら、呟く。
策も計画もないごり押しに近い発案は、前回と同じ結末を辿るであろう。
ソレは、火を見るより明らかである。
「……いや、今回は兵力が違う。速効で攻める事が出来れば、城を墜とせるっ!!」
ランスは声を荒げると、全ての駒を一カ所にかき集め、地図上の城にぶつけていた。
