その場凌ぎで人数を揃える事は出来るだろうが、ソレは烏合の衆ともいえる。 それこそ単なる個人の集まりであり、組織ではない。 組織の強さとは、人材の優秀さにある。 どれだけ人を育てられるか、一からどこまで増やせるかが、組織の厚みでもあった。 「……アークはアア見えても、鬼鴉で1、2を争う程の弓の名手です」 まるで闘華の恐怖に補足するかのように、紅拳は口を開く。 「その能力は大人とナンら遜色は無い……。と、思いますがね?」 鬼鴉の第二世代は充分に前線を張れると、紅拳は結論づけるのだった。