「トウカ殿っ!あんた、……人を斬った事はあるのか?」
突然ではあるがブレイドは闘華に対し、問うように声を掛けた。
「……何人か、は」
ボソリと、闘華は今まで奪ってきた生命の数を、口にする。
「戦場では寸止めは必要ないゼ……。覚えといてくれよ」
闘華の申告に、ブレイドは淡々と口を開いた。
「……わかりました」
静かにではあるが、戦場の理に対してのブレイドの助言を、闘華は重く受け止め応えていた。
ブレイドは刃引きされた剣と楯を棚に置き、自分の武器防具を手に取ると修練室を後にする。
「意外に……、あっさりしてますね?」
闘華はブレイドの後ろ姿を見送ると、紅拳に近付きながら話し掛けるのだった。
