『ガンッ』
ブレイドは左手に持つ楯で突き付けられた闘華の片刃の刀を弾くと、距離をとって構え直す。
「……チッ」
小さく舌を打ち鳴らし、ブレイドは冷静さを取り戻すと、表情を引き締めた。
「……」
ブレイドが発する空気の変化を感じ、闘華も刀を中段に構え直す。
ココからが、本番であろう。
小手指きの技が通用するのは、今までだけであった。
相手の力量も計れずに、油断していれば、誰でもこうなる。
とくに、体格や性別に於いて優位だと思っている人間ほど、その部分が多いだろう。
本気になったブレイドに対し、一対一の真剣勝負を迎える事となった。
