「ご理解頂けました?」
「えぇ、取り敢えず」
紅拳の確認の言葉に対して、闘華は軽く頷くと、返答する。
「それでは……、私の問いに答えて貰いたいんですが、よろしいでしょうか?」
「出来る限りは……」
紅拳は表情を和らげ口を開くと、闘華は言葉短く返していた。
会って間もない関係なのだから、質問されて困るような事はない。
だからこそ、どんな質問をされるのかが解らない闘華は、緊張していたのである。
「たいした事では無いのですが……、さきほど、医務室で紹介された時に何故、あんな表情をとったのですか?」
紅拳は微笑みを浮かべて緊張を解くと、質問をしたのだった。
