「こちらの方が、鬼人様の妹君の……」 「闘華、と申します」 ロインの紹介の言葉に被せるように、闘華は口を開く。 「……鬼鴉傭兵隊、隊長のランスだ」 ランスは椅子に座ったまま軽く頭を下げ、口を開いた。 「……同じく、副隊長のブレイドだ」 ブレイドは面倒臭そうに視線を闘華へと送るが、再び視線をはずし仕方なげに、名を呟く。 「よろしく、お願いします……」 闘華は会釈をし挨拶を返すと、ロインに視線を送っていた。