『カツッカツッ』 洞窟内の通路に、ロインと闘華の歩く靴音だけが響き渡る。 「ここいら一辺の部屋はほぼ、幹部専用のモノとなっております。自室以外にも、修練室や大広間などがあります」 ロインは闘華に要所要所を説明しながら、足早に進んでいく。 迷路のような通路は説明された程度では、理解できそうもない。 それは、新参者の登竜門だともいえるが、いずれ慣れるだろう。 組織の一員になるとは、そういう事でもあった。