「はい、それと装備一式を要求なされました」 ロインは一糸纏わぬ裸体をシーツで包み、返答する。 ここは、鬼人の部屋。 鬼人はロインとの、男と女の行為が終えると、そう切り出したのだった。 「私は兄として、失格なのかもな……」 鬼人が少し悲しげに呟くと、ロインはその背中にそっと抱き着く。 癒すような抱擁は、それだけで、深い信頼関係を意味していた。