「自分が納得するか、しないか、の問題だと言っていました。分不相応は身を滅ぼすと……、自分の実力も知らず他人の為に刃を抜くな。と、教えてくれましたよ」
桃華は、ロインの視線に気後れする事もなく答える。
どちらの気質も荒いようで、反発しあう。
「つまり貴女は、我々が鬼人様にぶら下がっているだけの人間……。と、言いたいのですか?」
ロインの視線は殺意を孕むと、桃華へ注がれる。
「そこまでは、言っていません……。ただ、理想と現実、思いだけでは何も変わりませんよ?」
ソレを受け流すように、桃華は返答するのであった。
