「!?……海に、出る。という事ですか?」 未だに、青ざめたままのティグは真剣な表情で問い質す。 「まぁな。キビト様はそのつもりらしいが……、海軍を、早く形にしろ。との事だゼ」 ランスは鬼人の方に視線を送り、ぶっきらぼうに答える。 「仕方ありません、よ?今は、輸送船しかありませんからね……」 ティグもランスに倣うように、鬼人の方に視線を送りながら独り言のように、口を開いていた。