その男らの名は、ランスとブレイドという。 成人男性より頭一つ飛び出た身長、剃りあげた頭に髭、険しい顔を持つ男がランスといった。 そのランスより、身長は少しは劣るものの、充分高い分類に入っているのがブレイドである。 焦げ茶色の髪、少し癖のある顔の造形を持つが、比較的、美男子の部類に入るブレイドがランスと雑談をしながら、洞窟へと戻っていた。 「お帰りなさい……。どうでしたか?船旅は?」 そんなランスとブレイドに、声を掛ける人物がいる。 そこには、蜂蜜色の短髪に童顔の男が笑顔で立っていた。