「俺は、コレだ」
銃佐ェ門は、左手に持つ布袋を紐解く。
「……火繩銃、か?」
布袋から出てきた銃身を見て、闘兵衛は確認するように尋ねる。
「あぁ、俺は異国の銃に興味があるんだ。コレより強力なヤツが、あるらしいからな……」
「利害の一致……、か」
少年のように目を輝かせて語る銃佐ェ門に対し、闘兵衛は妙に納得したように、その言葉を呟く。
「イイだろう、手を貸してやる。……だが俺は、海賊になるつもりは無いからナ?それだけは、覚えておけ……」
闘兵衛は禁に向かい、切り捨てるように口を開いていた。
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